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【市況】東京株式(前引け)=米株安受け反落も下げ渋る

 18日前引けの日経平均株価は前日比46円安の1万9307円と反落。前場の東証1部の売買高概算は9億7869万株、売買代金概算は1兆1030億7000万円。値上がり銘柄数は745、対して値下がり銘柄数は1034、変わらずは150銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、売り優勢の展開を強いられたが、下値も限定的で後半は次第に下げ幅を縮小した。北米指標であるWTI原油先物価格が1バレル=35ドル台を再び下回るなど原油安が投資家心理を悪化させており、前日の米国株市場でNYダウが大幅反落となったことを受け、主力株中心に目先の利益を確定しようとする動きが表面化した。売り一巡後は中国・上海株が堅調な推移をみせていることなども手伝い、押し目買いが入り下げ渋っている。

 個別ではトヨタ自動車<7203>がしっかり、小野薬品工業<4528>が大幅高。また、さくらインターネット<3778>が3日連続のストップ高となったほか、クミアイ化学工業<4996>も値を飛ばした。アイスタイル<3660>、ダイヘン<6622>が大幅高、大日本塗料<4611>も物色人気に。半面、村田製作所<6981>が安く、アルプス電気<6770>も売られた。伊藤忠商事<8001>、日本電産<6594>も値を下げた。ブレインパッド<3655>も大きく利食われた。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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