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【材料】JAL続伸で空運が値上がりトップ、原油安と訪日客効果で追い風強い

 JAL<9201>が続伸、一時前日比103円高の4298円まで上値を伸ばした。また、ANAホールディングス<9202>も堅調な値動きで、空運セクターは3業種別騰落率で33業種中、値上り率トップに買われている。

 足もと原油市況が下値模索の展開となっており、前日のWTI原油先物価格は1バレル=35ドル台を再び下回ってきた。空運セクターは原油価格の下落に伴い原燃料コストが低下し、収益面でメリットが大きい。また、訪日外国人観光客数は11月も前年同月比4割強の伸びをみせるなど増勢に陰りがみられないなか、インバウンド効果が国際線の売り上げに反映されている点も買いの手掛かりとなっている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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