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【市況】東京株式(寄り付き)=原油安、米株安を受けてやや売り先行

 18日の東京株式市場は売り買い交錯もやや売り優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比33円安の1万9320円と小反落。前日の米国株市場では原油市況が再び下落基調となっていることを受けて投資家心理が悪化、NYダウが250ドル超の反落をみせた。北米指標であるWTI原油先物価格が1バレル=35ドル台を再び下回るなど再び下値を探る展開で警戒感が強まっている。これを背景に東京市場でも足もとリスク回避の流れとなった。

 日経平均株価は12月に入ってからの急速な調整も一巡し、前日までの2日間で反騰局面を迎えたものの、目先は利益確定の動きが表面化している。きょうは昼ごろにも日銀の金融政策決定会合の結果が判明するが、市場コンセンサスは現状維持ながら、その結果と引け後の黒田日銀総裁の記者会見に注目が集まる。寄り付き時点で業種別では33業種中、8業種前後が高く、値上がり上位に空運、鉄鋼、水産など。値下がりでは鉱業、ガラス土石、卸売、非鉄、繊維など。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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