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【材料】インバウンド関連が軒並み高、11月の訪日客41%増と絶好調

 資生堂<4911>、オリエンタルランド<4661>、サンドラッグ<9989>、エイチ・アイ・エス<9603>、ラオックス<8202>などインバウンド関連株が軒並み高に買われている。前日引け後に日本政府観光局が11月の訪日外客数を発表したが、前年同月比41.0%増の164万8000人と、同月の過去最高だった14年の116万8000人を48万人上回る高水準の伸びをみせており、強力なインバウンド需要の追い風が改めて意識されている。

 今年の訪日外客累計では1796万4000人と政府が掲げていた「2020年に2000万人の目標」にあと200万人強と急接近しており、今年の達成は難しそうだが、来年には前倒しで達成される可能性が高まっている。政府の積極的な訪日プロモーションや円安基調の継続も寄与しており、安倍首相が新たな数値目標に3000万人と表明していることもあり、関連株は再び動意局面に入った。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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