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【市況】個別銘柄戦略:金融株や輸出関連中心に幅広く買い優勢へ


利上げ実施を受けて米国株が上昇、新興国通貨などにも波乱はなく、目先は買い安心感が強まる公算。高寄り後も堅調な動きが望めそうだ。金融株や輸出関連株が中心になるとみられるほか、工作機械受注などを受けて中国の景気回復期待も高まる状況下、ファナックなどを中心とした中国関連の動きも注目されるところ。原油市況の下落はマイナス材料だが、石油関連株を除けば資源株にも見直しの動き期待。ほか、前日に発表された訪日外客数は底堅い数値となっており、インバウンド関連などにも過度な懸念は後退へ。直近での株価下落が目立っていた銘柄群などには、リバウンド余地が大きくなるといった期待も高まるか。全般的に新興市場銘柄から主力大型株への資金シフトが進みそうだ。

《KS》

 提供:フィスコ

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