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【通貨】12月16日のNY為替概況


 16日のニューヨーク外為市場でドル・円は、121円38銭へ下落後、122円42銭まで上昇した。

米連邦準備制度理事会(FRB)は連邦公開市場委員会(FOMC)で大半の予想通りほぼ10年ぶりの利上げを決定。声明やイエレンFRB議長の会見で、米国経済や労働市場には依然たるみが存続し緩やかで注意深い利上げの軌道が示唆されたため一時ドル売りが優勢となったが、全会一致の決定となったことやイエレンFRB議長が米国経済への強い自信を表明したためドル買いが再燃した。

ユーロ・ドルは、1.0888ドルから1.1012ドルのレンジで乱高下し1.0915ドルで引けた。ユーロ・円は、132円93銭から133円78銭へ上昇した。株高に連れてリスク選好の円売りが再燃。

ポンド・ドルは、1.4961ドルから1.5099ドルのレンジで上下に振れた。

ドル・スイスは、0.9811フランへ下落後、0.9921フランへ上昇した。



[経済指標]・米・11月住宅着工件数:117.3万戸(予想:113.0万戸、10月:106.2万戸←106.0万戸)・米・11月住宅建設許可件数:128.9万戸(予想:115.0万戸、10月:116.1万戸)・米・11月鉱工業生産:前月比-0.6%(予想:-0.2%、10月:-0.4%←-0.2%)・米・11月設備稼働率:77.0%(予想:77.4%、10月:77.5%)・米・12月マークイット製造業PMI速報値:51.3(予想:52.6、11月:52.8)【金融政策】・米連邦公開市場委員会(FOMC)・政策金利(フェデラルファンドFF金利の誘導目標)を0.25%引き上げ0.25-0.50%に決定・公定歩合を1%に引き上げ

《KY》

 提供:フィスコ

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