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【市況】日経平均は3日ぶり大幅反発、480円超の上昇で19000円台回復/相場概況


日経平均は3日ぶり大幅反発。前日に1バレル35ドルを割り込んでいた原油先物価格が37ドル台を回復し、欧州株も堅調推移となるなか、米国市場ではNYダウが156ドル高となった。シカゴ日経225先物清算値も18845円と大幅に上昇し、本日の日経平均はこうした流れを受けて302円高からスタートした。朝方は18900円を挟んだもみ合いが続いたが、前場後半から上げ幅を拡大する展開となり、後場に入ると3日ぶりに19000円台を回復した。規模別指数では大型株の上昇が目立った。

大引けの日経平均は前日比484.01円高の19049.91円となった。東証1部の売買高は21億2914万株、売買代金は2兆5293億円だった。業種別では、証券、輸送用機器、銀行業、情報・通信業、保険業が上昇率上位だった。一方、下落したのは空運業のみだった。

個別では、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、ソフトバンクグ<9984>、ソニー<6758>など売買代金上位は全般堅調。メガバンク株が買われ、みずほ<8411>は5%高に。KDDI<9433>が5%高、NTTドコモ<9437>が6%超の上昇と通信大手の上げも目立った。また、ヤフー<4689>による買収が発表された一休<2450>がストップ高比例配分となり、さくら<3778>、ブレインパッド<3655>などとともに東証1部上昇率上位となった。一方、村田製<6981>、アルプス電<6770>が軟調。JAL<9201>や楽天<4755>は2%超の下落に。また、ベリサーブ<3724>、日新電<6641>、綜合臨床HD<2399>などが東証1部下落率上位となった。
《HK》

 提供:フィスコ

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