【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】 … パーク２４、アスクル、神戸物産　(12月15日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の12月14日から15日の決算発表を経て16日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　パーク２４ <4666>
　15年10月期の連結経常利益は前の期比6.2％増の185億円になり、16年10月期も前期比13.0％増の210億円に伸びを見込み、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.3　神戸物産 <3038>
　15年10月期の連結経常利益は前の期比33.4％増の85.6億円に拡大し、16年10月期も前期比6.2％増の91億円に伸びを見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.5　アスクル <2678>
　16年5月期第2四半期累計(6-11月)の連結経常利益は前年同期比2.6倍の44.3億円に急拡大し、通期計画の80億円に対する進捗率は55.4％に達し、5年平均の39.2％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<4666> パーク２４ 　　東１　　 +5.29 　 12/15　本決算　　　 12.97
<7238> ブレーキ 　　　東１　　 +3.55 　 12/15　　上期　　　　赤転
<3038> 神戸物産 　　　東１　　 +3.17 　 12/15　本決算　　　　6.21
<9842> アークランド 　東１　　 +1.86 　 12/15　　　3Q　　　 -0.30
<2678> アスクル 　　　東１　　 +1.42 　 12/15　　上期　　　159.94

<4989> イハラケミ 　　東１　　 +1.22 　 12/15　本決算　　　 -5.08

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした16日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース