【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … システムディ、くろがねや、ミロク (12月15日発表分)
―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の12月14日から15日の決算発表を経て16日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 ミロク <7983>
15年10月期の連結経常利益は前の期比2.1%減の8億8000万円になったが、16年10月期は前期比4.5%増の9億2000万円に伸びる見通しとなった。
★No.2 システムディ <3804>
15年10月期の連結経常利益は前の期比16.2%減の1.5億円になったが、16年10月期は前期比2.0倍の3億円に拡大する見通しとなった。
★No.3 くろがねや <9855>
16年5月期第2四半期累計(6-11月)の経常利益(非連結)は前年同期比2.1倍の1億1700万円に急拡大したが、通期計画の5億6800万円に対する進捗率は20.6%となり、5年平均の22.9%とほぼ同水準だった。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<7983> ミロク 東2 +3.27 12/15 本決算 4.55
<3804> システムディ JQ +3.02 12/15 本決算 104.00
<9855> くろがねや 東2 +0.26 12/15 上期 108.93
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした16日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「上期」は第2四半期累計決算。
株探ニュース