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【材料】三井不など不動産株が高い、「米利上げは緩やかな可能性」との見方も

 三井不動産<8801>や三菱地所<8802>など不動産株が高い。三井不の株価は一時前日比139円高の3135円まで買われた。相場全般の上昇のなか、不動産株に買いが流入しているが、市場では今晩の米連邦公開市場委員会(FOMC)の決定で「市場予想より利上げペースは緩やかになる可能性も」(アナリスト)との見方も出ている。

 市場では、今晩のFOMCでの利上げ実施はほぼ確定的とみられおり、焦点は来年の利上げ回数の見通しなどに移っている。来年は3回程度の利上げを予想する見方が多いが、「米国の物価上昇率などは鈍く、利上げは2回程度の可能性も」(同)との声もある。

 米利上げペースが緩やかなものとなれば、低金利持続で不動産株にはプラス要因に働きそうだ。


出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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