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2015年12月16日09時52分

【市況】概況からBRICsを知ろう~ロシア株式市場は反発、ブレント原油先物反発し欧州株が大幅高


【ブラジル】ボベスパ指数 44872.47 +0.28%
15日のブラジル株式市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比125.16ポイント高(+0.28%)の44872.47で取引を終えた。44748.43から45423.04まで上昇した。指数構成銘柄での値上がりは36、値下がりは25、変わらず2であった。

NY原油先物が、米国の輸出解禁への期待や在庫減少の予想から37ドル台まで続伸するなど、商品相場の反発を好感して鉱山大手のヴァーレ(VALE3)が大幅な株高となり、ボベスパ指数の上昇をけん引したとの見方。また、ブラジル警察がクーニャ下院議長の自宅と事務所の家宅捜索を行ったと発表。捜査進展と事件解明への期待もブラジル株の買い材料になったもよう。

【ロシア】MICEX指数 1742.46 +1.98%
15日のロシア株式市場は反発。主要指標のMICEX指数は、前日比33.76ポイント高(+1.98%)の1742.46で取引を終了した。1713.89から1749.52まで上昇した。

ブレント原油先物が38ドル台まで反発し(その後39ドル乗せへ)、欧州株が大幅高になったことで、ロシア株にも買いが強まった。また、米国のケリー国務長官がロシアを訪問し、シリア、ウクライナ問題をラブロフ外相と協議。プーチン大統領とも会談したことで、米国とロシアの関係改善への期待も買い材料になったとの見方。

【インド】SENSEX指数  25320.44 +0.68%
15日のインドSENSEX指数は続伸。前日比170.09ポイント高(+0.68%)の25320.44、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同50.85ポイント高(+0.66%)の7700.90で取引を終えた。

前半は弱含みの展開を示したが、後半はじりじりと上げ幅を拡大させた。前日の米株式市場や原油価格の反発が支援材料となり、資源などを中心に買い戻しが優勢。また、インド経済が安定的な成長を継続するとの見方も好感された。格付け会社フィッチ・レーティングスは最新リポートで、インドの格付けを「BBB-」に据え置いた。一方、インドのマクロ経済見通しが堅調であり、インド経済が安定的な成長を継続するとの見方を示した。

【中国本土】上海総合指数 3510.35 -0.29%
15日の上海総合指数は値下り。主要指標の上海総合指数は、前日比10.31ポイント安(-0.29%)の3510.35ポイントと反落した。

人民元相場の下落基調などを嫌気。14日の外国為替市場では、人民元の対ドル相場が7日続落し、約4年5カ月ぶりの安値を付けている。中国の為替当局は11日から、人民元の新しい指数(米ドルのほか、ユーロや日本円など複数の通貨バスケットに対する変動を示す)の公表を開始。「当局は対ドルでの人民元安を容認した」との見方も流れた。もっとも、大きく売り込む動きはみられない。2016年経済政策の基本方針を決める「中央経済工作会議」が今週末にも開かれるとみられるなか、政策期待が高まっている。それに先がけて、党政治局常務委員会は14日に政治局会議を開催。「内需拡大を進め、供給過剰を改善する」としたうえで、16年の成長率を「妥当な範囲」に維持する方針を示した。指数はプラス圏に浮上する場面もみられている。

《CS》

 提供:フィスコ

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