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【市況】【今日の相場見通し】本日の予想レンジ 18,700円~18,900円。 

 米ダウ平均は、下落が続いた原油価格に買戻しが入ったことを好感し続伸。その影響でシカゴの日経平均先物も、大証の終値に比べ(日中比)295円高(円建て)と、大きく反発して取引を終えていることから、東京市場の朝方も買い先行からプラス圏での取引開始となりそうだ。

 一巡後は、欧米の株式市場がそろって上昇するなど外部環境は良好で、原油価格の上昇や、為替市場でドルが対円で121円後半まで買われる円安基調など、いくつかの好材料もそろっていることから、マーケットは買戻しの動きから底堅く推移する公算である。
ただ、FOMCの結果を見極めるまでは、積極的なポジション構築に動く機関投資家は少ないと予想されることから、昨日の下落分以上の上昇は難しそうで、19,000円大台近くでは戻り売りにから上値は重いと推測される。

 テクニカル的には、75日移動平均線(18,746円前後)を、始値か終値のどちらかが越えれば、同移動平均線が下値支持線となるが、それが達成されない場合は、一目均衡表の雲の下限(18,292円前後)が次の下値メドとなるだろう。

 新興市場のジャスダック平均は、昨日の取引で下抜いた25日移動平均線(2,650ポイント前後)が、目先の上値抵抗線となり、下値は200日移動平均線(2,599ポイント前後)が支持線と意識され、マザーズ指数は、200日移動平均線(882ポイント前後)~25日移動平均線(855ポイント前後)の価格帯での取引となりそうだ。

 本日の予想レンジ 18,700円~18,900円。(ストック・データバンク 編集部)

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