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【通貨】NY為替:ドル・円は121円75銭、米11月CPIも利上げ後押し、ドル上昇


 15日のニューヨーク外為市場でドル・円は、120円94銭から121円79銭まで上昇し121円75銭で引けた。米国の11月消費者物価指数が前年比で上昇、12月NY連銀製造業景気指数も11月から予想以上の改善を示したことが利上げを後押しする結果になったため、ドル買いが優勢となった。さらに、原油価格の上昇や株高を受けてドル買いが強まった。


 ユーロ・ドルは、1.1000ドルから1.0905ドルまで下落し1.0928ドルで引けた。米連邦公開市場委員会(FOMC)による利上げを織り込むドル買いが優勢となった。ユーロ・円は、133円14銭から132円72銭へ下落した。


 ポンド・ドルは、1.5186ドルから1.5030ドルまで下落した。カーニー英中央銀行総裁が米フィナンシャルタイムズ紙とのインタビューで「低金利長期化の環境にある」と述べ、利上げ観測の後退にポンド売りが優勢となった。ドル・スイスは、0.9847フランから0.9925フランへ上昇した。

《KK》

 提供:フィスコ

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