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2015年12月15日17時13分

【市況】15日の中国本土市場概況:上海総合指数は小幅安、人民元相場の下落が嫌気される


15日の中国本土マーケットは値下り。主要指標の上海総合指数は、前日比10.31ポイント(0.29%)安の3510.35ポイントと反落した。上海A株指数は10.97ポイント(0.30%)安の3674.97ポイント。一方、外貨建てB株相場は続伸する。上海B株指数が3.41ポイント(0.86%)高の400.11ポイント、深センB株指数が2.60ポイント(0.20%)高の1292.12ポイントで引けた。

人民元相場の下落基調などを嫌気。14日の外国為替市場では、人民元の対ドル相場が7日続落し、約4年5カ月ぶりの安値を付けている。中国の為替当局は11日から、人民元の新しい指数(米ドルのほか、ユーロや日本円など複数の通貨バスケットに対する変動を示す)の公表を開始。「当局は対ドルでの人民元安を容認した」との見方も流れた。もっとも、大きく売り込む動きはみられない。2016年経済政策の基本方針を決める「中央経済工作会議」が今週末にも開かれるとみられるなか、政策期待が高まっている。それに先がけて、党政治局常務委員会は14日に政治局会議を開催。「内需拡大を進め、供給過剰を改善する」としたうえで、16年の成長率を「妥当な範囲」に維持する方針を示した。指数はプラス圏に浮上する場面もみられている。

業種別では、保険株と証券株の下げが目立つ。中国人寿保険(601628/SH)が2.6%安、中信証券(600030/SH)が3.8%安で引けている。同セクターは昨日、大幅に上昇していたため、利食い売りに押された。インフラ関連株やエネルギー株、海運株などもさえない。
半面、不動産株は急伸。大手の金地集団(600383/SH)が4.4%上昇した。前述した政治局会議で、「不動産在庫の解消が必要」との意見が示されたことを材料視している。ITハイテク関連株やバイオ医薬関連株、消費関連株などもしっかり。
【亜州IR】

《MK》

 提供:フィスコ

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