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【材料】中外製薬が小幅安、欧州大手証券は押し目買いの好機との見解

 中外製薬<4519>が小幅安。朝方は高い場面があったものの、現在は前日終値と比べ小安い水準で推移している。

 クレディ・スイス証券は、同社が11日午後に開催した浮間事業所見学会について、抗体生産の専用工場である宇都宮工場に比べると地味な存在であったが、今回の見学でそのイメージを一新したと解説。同社は浮間工場を、バイオ/抗体の新薬開発と製造技術を確立するための集積地とする計画と見受けられる、としている。

 同証券ではまた、同社が16年1月28日に発表予定の15年12月期第4四半期決算と18年度を視野に入れた中期経営計画の出来上がり具合で株価が動く可能性は高いとみて、投資評価「アウトパフォーム」、目標株価4800円を継続。株価の調整は押し目買いの好機であるとの見解を示している。
《MK》

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