市場ニュース

戻る
 

【材料】東芝が反発、7000人規模の人員削減報道で構造改革期待

 東芝<6502>は全般軟調相場のなかで買いが先行、3日ぶり反発となっている。

 「(同社は)14日、白物家電やテレビ事業で最大7000人程度を希望退職などで人員削減する方向で最終調整に入った」と15日付の日本経済新聞が報じ、市場関係者の耳目を集めた。半導体の主柱を担うNAND型フラッシュメモリーの単価下落に加え、白物家電の低迷も会社側見通しを下回っており、同社業績は厳しさを増している。会計不祥事をきっかけに赤字部門の見直しを進める方向にあり、株価は構造改革へのドラスチックな取り組みを評価するかたちで押し目買いが優勢となっている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均