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【通貨】あすの為替相場見通し=株式市場の動向など注視、121円台前半中心の展開か

 あすの東京外国為替市場のドル円相場は、日米株式市場の動向に左右される展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=120円80~121円80銭。この日は、12月の日銀短観が発表され大企業製造業DI(業況判断指数)はプラス12と予想(プラス11)を若干上回ったが市場の反応は限定的だった。今晩からあすの東京市場にかけて目立った経済指標の発表は予定されていない。このため、NYダウなど国内外の株式市場の動向に左右されそうだ。原油価格は4日のOPEC(石油輸出国機構)総会以降、急激な下げが続いているが、下げ止まりの兆しが出れば、ドルは買い直される可能性がある。ただ、15日から16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に積極的にポジションを傾ける動きは手控えられそうだ。こうしたなか、121円台前半を中心とする展開が予想される。ユーロは対円では1ユーロ=132円台前半での値動きが想定される。



出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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