市場ニュース

戻る
 

【通貨】外為サマリー:1ドル121円20銭前後でもみ合う、外部環境不透明で上値重い

 14日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=121円19銭前後と前週末午後5時時点に比べ70銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=132円87銭前後と同60銭強のユーロ安・円高で推移している。

 ドル円相場は午後に入り121円20銭前後での一進一退。午前中は120円台後半で取引されたが、正午にかけ121円円台を回復した。この日の午前8時40分過ぎに一時120円64銭まで値を下げたが、120円台後半では値ごろ感の買いが流入している。ただ、121円台に乗せてからは戻り売りも膨らみ、頭の重い展開。15日から16日にかけ米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催される。米利上げは確実時されているが、来年以降の利上げのペースや時期が気にされている。また、原油安がどこで下げ止まるかも焦点。依然、不透明要因は多く、ドル円相場も方向感に欠ける展開となっている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0964ドル前後と同0.0010ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。


出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均