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【市況】国内大手証券、自動車セクターでは富士重工、マツダ、ヤマハ発動機の推奨を継続

 三菱UFJモルガン・スタンレー証券の自動車セクターの2016年の展望では、日系自動車メーカー各社の当面のプラス材料は、SUVやピックアップトラックなどライトトラックを中心に、米国新車販売が2016年も高成長を遂げる見通しであること、フォルクスワーゲンの販売減速傾向が一層鮮明になり日系への中長期含めた恩恵が株式市場で再度話題になる可能性、原材料価格下落で日本生産車の採算改善が一層鮮明になること、新興国・資源国通貨の下落傾向に歯止めがかかってきた事を指摘。マイナス材料は、新興国需要の停滞継続の可能性などを取りあげ、2016年世界新車販売の増加率は1.8%と予想。

 個別では、富士重工業<7270>、マツダ<7261>、ヤマハ発動機<7272>の推奨を継続。大手3社では、トヨタ自動車<7203>、日産自動車<7201>、ホンダ<7267>の順に選好している。
《MK》

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