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【市況】国内大手証券、2016年の日本株はPER18倍前後に上昇する可能性が高いとの見解

 三菱UFJモルガン・スタンレー証券の2016年の日本株見通しでは、日本株は2013年から予想PER15倍前後で推移してきたものの、業績改善継続への確信が広がればPER18倍前後に上昇する可能性が高いと指摘。2016年には、相対的割安感などから、外国人投資家が再び日本株を買い越す可能性が高いとの見方で、原油安恩恵と国内設備投資回復が企業業績の改善要因になりえると解説。

 シナリオ別の確率として、予想PER18倍の強気シナリオ(TOPIX年末値1950ポイント)が45%、市場コンセンサスに近いEPS10%増益に沿った上昇(同1700ポイント)が40%、米国株急落や新興国の混乱に伴う大幅下落シナリオ(同1300ポイント)が10%、世界的な株式バブルシナリオ(同2200ポイント)が5%と分析している。
《MK》

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