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【材料】大成建設が反落、欧州大手証券が「アンダーパフォーム」へ格下げ

 大成建設<1801>が3日ぶりに反落。後場に入り、下げ幅を縮小する動きとなっている。

 クレディ・スイス証券は、建設セクターでの相対的な投資魅力に鑑みて、同社の投資評価を「ニュートラル」から「アンダーパフォーム」へ格下げしている。また、目標株価の算出に用いる株価バリュエーションを引き下げたことにともない、目標株価は900円から830円へ引き下げられた。

 同証券は、同社の業績は堅調だが、競業他社も利益水準が向上しており、同社の投資魅力度は低下していると指摘。同社が営業利益1000億円を達成した後も、株式市場関係者は同社に利益成長を要求し続けるとの見解を示している。ただ、同社の16年3月期営業利益について従来予想の761億円から914億円(会社計画840億円)へ、17年3月期は879億円から1002億円へ引き上げている。
《MK》

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