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【材料】東京ドームが全面安に押される、上方修正後の会社計画に対する営業利益進捗率は93.8%

 東京ドーム<9681>が軟調。マイナススタートで始まり、その後も売りが優勢の展開。増収増益と高進捗で着地したものの、全面安に足を引っ張られる形で軟調な動きとなっている。

 同社は先週末引け後、16年1月期第3四半期累計の連結決算を発表。売上高は前年同期比4.7%増の639億1500万円に、営業利益は同21.6%増の109億7800万円となった。

 東京ドームは、ジャイアンツ公式戦の好調やコンサートイベント開催日数が前年同期比で大幅に増加したとしており、東京ドームホテルは、円安による訪日外国人の増加や東京ドームにおける野球・コンサートイベント増加の影響により、宿泊部門が売上・客室稼働率ともに好調に推移したとしている。

 なお同社は、16年1月期連結営業利益見通しを、従来の113億円から117億円(前期比3.8%増)に上方修正しており、上方修正後の通期会社計画に対する営業利益進捗率は93.8%で、高進捗となっている。
《MK》

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