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【経済】(中国)上海総合は下落でスタート、需給悪化懸念が高まる


14日の上海総合指数は売り先行。前日比0.9%安の3403.51ptで寄り付いた後は、日本時間午前10時39分現在、0.45%安の3418.98ptで推移している。需給悪化懸念が高まっていることが圧迫材料。きょう14日に新規株式公開(IPO)9社の公募を開始するため、計3兆元(約60兆円)の資金が凍結されると試算されている。また、11月の鉱工業生産の伸び率が市場予想をやや上回ったことも、追加の金融緩和期待をやや低下させている。
報告によると、期間内の室外の平均PM2.5濃度は1立方メートル当たり91.5マイクログラム(ug)となり、室内の濃度は1立方メートル当たり82.6ug。これは軽度の汚染に相当するという。ただ、室内20時間滞在するとPM2.5の被爆率は82%とは対照的に、室外の被爆率は18%にとどまった。これにより、室内のPM2.5の吸入量は室外の4倍になるという結果が示された。

研究責任者は、室内の吸入量が室外の4倍になるという結果について、現代人の約80%の時間が室内で過ごしていることが主因だと説明。これが室内の大気品質に影響を与えるほか、吸入量を高めると分析した。また、同研究では、部屋の階数が高いほど、PM2.5の濃度が低いことも報告された。

《ZN》

 提供:フィスコ

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