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【通貨】外為サマリー:1ドル120円70銭台の円高、外部環境の不透明感を警戒

 14日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=120円78銭前後と前週末に比べ1円10銭強のドル安・円高で推移している。

 先週末のニューヨーク市場では、原油価格の下落が続き、先行き不透明感が強まるなか、一時120円58銭までドル安・円高が進行。低リスク通貨の円を買う動きが強まった。

 この日の東京市場でも、リスク回避姿勢のドル売り・円買いは継続。午前8時40分過ぎに120円64円まで円高が進む場面があった。12月の企業短期経済観測調査(短観)は、大企業製造業の業況判断指数(DI)がプラス12だった。市場予想(プラス11)に比べ若干強含みだったが、市場の反応は限定的だった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0982ドル前後と前週末に比べ0.0030ドル前後のユーロ高。対円では1ユーロ=132円65銭前後と同80銭強のユーロ安・円高で推移している。




出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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