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2015年12月14日09時49分

【市況】概況からBRICsを知ろう~上海総合指数は値下がり、貿易統計が国内景気の弱さを示す


【ブラジル】ボベスパ指数 45262.72 -0.81%
11日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比367.99ポイント安(-0.81%)の45262.72で取引を終えた。45981.46から45068.43まで下落した。指数構成銘柄での値上がりは18、値下がりは42、変わらず3であった。

国際エネルギー機関(IEA)が、石油市場の供給過剰状態が2016年末頃まで続く、との見通しを示したことで、NY原油先物が35ドル台まで下落し、ブラジル株の売り圧力になった。また、ブラジルの財政黒字目標をめぐり、ルセフ政権のレビ財務相とバルボサ企画相が対立しているといわれ、政治混乱への懸念も売り材料とされたもよう。

【ロシア】MICEX指数 1720.31 -0.73%
11日のロシア株式市場は続落。主要指標のMICEX指数は、前日比12.58ポイント安(-0.73%)の1720.31で取引を終了した。1732.89から1711.82まで下落した。

国際エネルギー機関(IEA)が、石油市場の供給過剰状態が2016年末頃まで続く、との見通しを示したことで、ブレント原油先物が38ドル台まで下落し、ロシア株の売り圧力になった(株式市場引け後は37ドル台まで下落)。また、ロシア中銀が政策金利(11.00%)の据え置きを決定したが、一部に利下げ予想があったことで、ロシア株の売り材料になった可能性。

【インド】SENSEX指数  25044.43 -0.82%
11日のインドSENSEX指数は反落。前日比207.89ポイント安(-0.82%)の25044.43、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同72.85ポイント高(+0.95%)の7610.45で取引を終えた。

小幅高で寄り付いた後は売りに押され、終盤に下げ幅を一段と拡大させた。通貨ルピー安の進行が外資の流出を加速させた。また、11月の消費者物価指数(CPI)上昇率が5%以上に加速するとの見通しが、追加の金融緩和期待を後退させた。ほかに、ホンダのインド合弁ヒーロー・モトコープがインドで9万台以上のリコールを実施すると発表したことも、同セクターの圧迫材料となった。

【中国本土】上海総合指数 3434.58 -0.61%
11日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比20.91ポイント安(-0.61%)の3434.58ポイントと続落した。

指標発表前に様子見ムードが強まる。小売売上高や鉱工業生産など重要経済指標の月次データ公表を週末に控え、結果を見極めたいとするスタンスが広がった。先行して今週発表された貿易統計は、国内景気の弱さを示す内容となっている。「民営大手コングロマリット、上海復星集団の郭広昌・董事長が中国当局に拘束された」と報じられたことも重し。同グループは多くの本土上場株にも出資している。上海復星集団の傘下企業では、複数の銘柄が寄り付きから売買を一時停止した。

《CS》

 提供:フィスコ

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