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【市況】個別銘柄戦略:中小型株や低位材料株に短期資金は一段とシフトの公算


原油市況の下落や中国懸念などを背景に欧米株式市場が大幅安、為替市場でも一段の円高ドル安が進行しており、東京市場も大幅安のスタートが予想される。週内に米FOMCを控えている中、積極的な押し目買いの動きなども限られよう。ポジション調整と見られる動きに、先週は資源・エネルギー関連が底堅くなる場面も見られたが、目先はストレートに資源価格下落の影響が強まっていこう。輸出関連や金融関連などの主力株も全般的に戻りが鈍くなろう。軽減税率決着を受けて、外食業界などにはネガティブな見方も。原油安メリット銘柄などに資金が向かう余地もあろうが、総じて中小型株や低位材料株に短期資金は集中しよう。四季報発売なども、こうした流れの支援材料にはつながっていく公算。物色の手掛かり材料にも欠ける状況であるが、東光やエンジャパンなど一部アナリストの評価引き上げ銘柄など注目。

《KS》

 提供:フィスコ

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