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【市況】14日の株式相場見通し=米株式の大幅安を嫌気して大幅反落

 14日の東京株式市場は、前週末の米株式市場でのNYダウ平均株価の大幅反落と外国為替市場での円高・ドル安を嫌気して、日経平均株価は大幅反落となり1万9000円台を割り込む場面もありそうだ。

 前週末11日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比309.54ドル安の1万7265.21ドルと大幅反落した。NY原油先物価格が下げ止まらず、一時1バレル=35ドル台前半と約6年10カ月ぶりの安値をつけたことなどで、資源関連銘柄を中心に全般に売りが先行した。資源価格の下落が世界的な景気減速傾向を意識させる結果となっている。ナスダック総合株価指数は、前日比111.707ポイント安の4933.465と大幅反落した。

 14日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=120円80銭台と、前週末に比べて円高・ドル安が進行している。
 日程面では、日銀短観12月調査、11月の首都圏新規マンション発売に注目。(冨田康夫)


出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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