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【市況】11月安値水準でのボトム意識/日経225・本日の想定レンジ


[本日の想定レンジ]
 11日のNY市場は下落。原油先物価格が36ドルを割り込み約7年ぶりの安値を付けたことで売りが先行。ジャンク(ハイイールド)債に投資する債券ファンドが流動性の枯渇を理由に解約を制限し、清算する方針を明らかにしたことも嫌気され、終日軟調推移となった。ダウ平均は309.54ドル安の17265.21、ナスダックは111.71ポイント安の4933.47。シカゴ225先物清算値は大坂比530円安の18680円。

 シカゴ先物にさや寄せする格好からのギャップ・ダウンにより、あっさり心理的節目の19000円を割り込んでくることになろう。その後は11月安値水準でのボトム意識が高まるかを見極めたいところ。一目均衡表では雲のねじれのところに接近してくるため、割り込まずに切り返してくるかを見極めたい。遅行スパンは下方転換シグナルを発生させてくる。18600-19000円のレンジを想定する。


[予想レンジ]

上限 19000円-下限 18600円

《TM》

 提供:フィスコ

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