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【通貨】NY為替:ドル・円120円台へ、200DMA割り込む、NY原油35ドル台


 NY外為市場では米国債券利回りの低下に伴うドル売りが加速した。原油安、株安、新興諸国への懸念に安全資産として債券の購入に拍車がかかった。米10年債利回りは2.2079%から2.157%まで低下。ドル・円は重要な節目となる200日移動平均水準121円60銭を割り込み120円90銭まで下落し、11月3日以降ほぼ1ヶ月ぶりの安値を更新。


 ダウ平均株価は米国東部時間午前9時50分、254ドル安で推移。NY原油は36ドルを割り込み35.82ドルまで下落し、2009年1月以降ほぼ7年ぶりの安値を更新した。国際エネルギー機関(IEA)が報告の中で、「2016年いっぱい原油市場で供給が過剰となる」との見通しを示したため原油売りに拍車がかかった。

《KK》

 提供:フィスコ

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