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【通貨】来週の為替相場見通し=FOMCの結果注視、利上げペースなどに関心

  来週の東京外国為替市場のドル円相場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果などに左右されそうだ。予想レンジは1ドル=121円30~123円50銭。来週は14日に12月日銀短観、15日から16日に米連邦公開市場委員会(FOMC)、17日から18日に日銀金融政策決定会合とビッグイベントが続く。来々週からは海外は本格的なクリスマスシーズンに入り市場参加者も減ることから、年内最後の盛り上がりが予想される。

 最大の注目ポイントはFOMCで、利上げはほぼ確定的だが、その後の利上げペースなどが市場の関心を集めている。FOMC後にドルに対して利益確定売りが出るのか、一段の買いを集めるのかが注目される。

 また、14日の12月日銀短観は大企業製造業DIはプラス11(前回はプラス12)が予想されている。週末の日銀会合では金融政策は現状維持の見通し。

 来週は15日に米11月消費者物価指数、16日に米11月鉱工業生産などの発表もある。



出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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