【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 … 積水ハウス、鎌倉新書、ベステラ (12月10日発表分)
―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の12月9日から10日の決算発表を経て11日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.2 TYO <4358>
16年7月期第1四半期(8-10月)の連結経常損益は1.1億円の赤字(前年同期は3.5億円の黒字)に転落した。
▲No.3 gumi <3903>
16年4月期第2四半期累計(5-10月)の連結経常損益は15.6億円の赤字(前年同期は10.6億円の黒字)に転落した。
▲No.5 シーズHD <4924>
16年7月期第1四半期(8-10月)の連結経常利益は前年同期比58.3%減の3.7億円に大きく落ち込み、8-1月期(上期)計画の31億円に対する進捗率は12.1%にとどまり、5年平均の35.5%も下回った。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<6184> 鎌倉新書 東M -19.74 12/10 3Q -
<4358> TYO 東1 -15.29 12/10 1Q 赤転
<3903> gumi 東1 -13.05 12/10 上期 赤転
<1433> ベステラ 東M -12.16 12/10 3Q -
<4924> シーズHD 東1 -11.71 12/10 1Q -58.27
<3444> 菊池製作 JQ -9.58 12/10 上期 赤拡
<3418> バルニバービ 東M -6.88 12/10 1Q -
<1928> 積水ハウス 東1 -6.11 12/10 3Q 20.41
<2438> アスカネット 東M -5.67 12/10 上期 -5.96
<7265> エイケン工業 JQ -5.23 12/10 本決算 -3.10
<6898> トミタ電機 JQ -5.10 12/10 3Q 赤転
<4026> 神島化 東2 -2.23 12/10 上期 13.04
<6387> サムコ 東1 -1.38 12/10 1Q 黒転
<9824> 泉州電 東2 -0.99 12/10 本決算 5.11
<2830> アヲハタ 東2 -0.95 12/10 本決算 -
<2751> テンポス JQ -0.67 12/10 上期 15.58
<3361> トーエル 東1 -0.63 12/10 上期 -6.26
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした11日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース