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【材料】三住トラストが続落、大和証券は「3」に引き下げ 株価上昇のきっかけ乏しいと

 三井住友トラスト・ホールディングス<8309>が続落。大和証券は10日、同社株のレーティングを「2(アウトパフォーム)」から「3(中立)」に引き下げた。目標株価は500円を維持した。同行は、大手銀行のなかでも株価の出遅れ感が強く、配当利回りは3%前後の水準にあるなど割安感が強い。

 ただ、アジア経済に失速懸念があるほか、足もとではドル資金調達コスト上昇も顕著にみられ、海外向け与信の拡大スピードも今後減速に転じると予想。また、外国人持ち株比率が4割を超え、リスクオフの局面では海外投資家の売り圧力に押される懸念があると指摘。「バリュエーション面から下値不安は限定的だが、目先株価上昇のカタリストは見出せない」と指摘している。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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