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2015年12月11日10時11分

【市況】概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数は7日ぶりに反発、値ごろ感から下値を拾う動きが活発


【ブラジル】ボベスパ指数 45630.71 -1.04%
10日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比477.32ポイント安(-1.04%)の45630.71で取引を終えた。46322.66から45351.06まで下落した。指数構成銘柄での値上がりは15、値下がりは47、変わらず1であった。

米格付け会社ムーディーズが前日、ブラジル発行体の債券格付けをジャンク級(投資不適格)に引き下げることを検討、と発表しており、10日のブラジル株は売り先行となった。また、石油輸出国機構(OPEC)が発表した月報で、加盟12カ国の11月原油生産が約3年ぶりの高水準になったことを受けて、NY原油先物が続落したことも、ブラジル株の売り圧力になった。

【ロシア】MICEX指数 1732.89 -0.01%
10日のロシア株式市場はほぼ横ばい。主要指標のMICEX指数は、前日比0.20ポイント安(-0.01%)の1732.89で取引を終了した。1723.36から1747.55で推移した。

ブレント原油先物が当初40ドル台で底堅い動きだったことから、ロシア株も買い先行気味になったとみられる。しかし、その後、ロシアの7-9月期GDPが発表され(前年同期比-4.1%)、また、ブレント原油先物が40ドル割れとなった辺りから、ロシア株の売りが優勢になったもよう。11日(金)にロシア中銀の政策金利発表が予定されることで(11.00%に据え置き予想)、取引手控え気味になった可能性も。

【インド】SENSEX指数 25252.32 +0.86%
10日のインドSENSEX指数は7日ぶりに反発。前日比216.27ポイント高(+0.86%)の25252.32、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同70.80ポイント高(+0.93%)の7683.30で取引を終えた。

買いが先行した後はしばらく狭いレンジでもみ合ったが、終盤に上げ幅を拡大させた。両市場とも前日まで6営業日連続で下落しており、足元の値ごろ感から下値を拾う動きが活発になった。また、成長ペースの加速見通しも支援材料。ゴールドマン・サックス証券(GS)は最新リポートで、16年度のインド成長率が7.9%まで加速するとの見方を示した。内需の増加に加え、政府の財政支出の拡大が寄与すると指摘した。

【中国本土】上海総合指数 3455.50 -0.49%
10日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比16.94ポイント安(-0.49%)の3455.50ポイントと反落した。

週末からの指標発表が気がかり材料となる。11月の重要経済指標(12日に小売売上高や鉱工業生産、15日までに金融統計など)が集中して公表されるため、結果を見極めたいとするスタンスが強まった。先行して今週公表された貿易統計は、中国景気の弱さを示す結果となっている。新規株式公開(IPO)再開による需給悪化なども、懸念材料として意識された。指数は一進一退の値動きだったが、引けにかけて下げ足をやや速めている。

《CS》

 提供:フィスコ

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