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【通貨】12月10日のNY為替概況


 10日のニューヨーク外為市場でドル・円は、121円25銭から121円66銭まで上昇した。

米国の週次新規失業保険申請件数が予想を上回ったことを嫌ったドル売りが一時強まったのち、株式相場の上昇で安心感が広がり債券利回り上昇に伴うドル買いが再燃した。

ユーロ・ドルは、1.0973ドルから1.0925ドルまで下落して1.0940ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)の定例理事会の結果を受けたユーロの買戻しが一段落したほか、米国債券利回りの上昇に伴うドル買いが再燃した。ユーロ・円は、133円13銭から132円84銭へ下落。

ポンド・ドルは、1.5120ドルから1.5188ドルへ上昇した。英国中央銀行の議事録をハト派寄りととり一時ポンド売りが優勢となった。

ドル・スイスは、0.9889フランへ下落後、0.9899フランへ上昇した。



[経済指標]・米・先週分新規失業保険申請件数:28.2万件(予想:27万件、前回:26.9万件)・米・失業保険継続受給者数:224.3万人(予想:215.5万人、前回:216.1万人)・米・11月輸入物価指数:前月比-0.4%(予想:-0.8%、10月:-0.3%←-0.5%)・米・11月財政収支:-646億ドル(予想:-645億ドル、14年11月:-568.18億ドル)

《KY》

 提供:フィスコ

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