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2015年12月10日17時11分

【市況】<マ-ケット日報> 2015年12月10日

 10日の市場は日経平均が大幅に3日続落。終値は前日比254円安の1万9046円で、先月4日以来、1カ月ぶりの安値で取引を終えた。米国の株安に1ドル=121円台まで進んだ円高が響き、リスク回避の売り物が一段と広がった。フシ目の1万9000円はキープしたが、下値での実需がまだ不足気味で反発力は出ていない。明日のメジャーSQを通過すれば需給不安はやや和らぎそうだが、来週の米FOMCを見るまで本格的な動きは出にくい状態だ。

 昨日の米国市場は原油相場が下げ止まらないことを嫌気してダウ平均が3日続落。1万7500ドル台を割り込んで引けた。序盤は大規模なM&A報道で200ドル近く上げる場面があったものの、買い一巡後は伸び悩み、その後は原油相場の下げを受けて一気にマイナス圏へと落ちてしまった。米利上げを前にリスク資産のポジションを落とす動きも続いている様子。一方、東京市場も株安・原油安・円高というリスク縮小の流れに抗えず、日経平均は開始から200円を超える下げとなってしまった。その後も目立った買いが入らず安値圏で株価は一進一退。さすがに1万9000円を割り込むまでには至らなかったが、買い方が米利上げを前に、かなり慎重になっている様子は窺える。米国株次第で明日は反発する可能性もあろうが、相場の柱が見当たらない状態でもあり、アク抜け感はなかなか得られないであろう。(ストック・データバンク 編集部)

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