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【通貨】外為サマリー:1ドル121円60銭台で一進一退、FOMC意識したドルロングの解消も

 10日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=121円66銭前後と前日午後5時時点に比べ1円00銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=133円85銭前後と同9銭のユーロ安・円高で推移している。

 ドル円相場は午後に入り122円60銭台を中心とする一進一退。午前10時過ぎに121円28銭まで値を下げたが、121円ラインに接近する場面では買いが流入し、値を戻している。前日のニューヨーク市場でのドル安・円高の進行は、「来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を意識し、いち早くドルロング(買い)・円ショート(売り)のポジションを解消する動きが出たため」(アナリスト)との見方があった。当面のドル円相場は121円台が続くかどうかをみるうえでも、今晩のニューヨーク市場の動向が関心を集めている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1001ドル前後と前日に比べ 0.0080ドル強のユーロ高・ドル安で推移。




出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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