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【材料】住友ゴムが反落、国内大手証券は第3四半期ボトムの公算が大きいと解説

 住友ゴム工業<5110>が反落。マイナススタートとなり、その後も売りが優勢の展開。現在はきょうの安値からはやや下げ幅を縮小している。

 三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、7~9月期の業績低調は、同社の海外進出がインドネシア、中国、ブラジル、タイなどであり、ことごとくマクロリスクの大きい国であった不運も大きいと指摘。マクロが好調な北米は一段と騰勢を強めている状況で、海外新車用の落ち込みも中国VWの大幅生産調整の影響で第3四半期(7~9月期)がボトムとなる公算が大きいと解説。それでも、同業他社よりも意欲的に展開している国内市販用スノータイヤの早期装着キャンペーンの成果を見極める必要があるとみて、15年12月期営業利益予想を890億円から795億円(会社計画は780億円、市場コンセンサスは813億3800万円)に引き下げている。

 レーティングは「オーバーウエイト」を継続、目標株価は2100円から1950円に引き下げている。
《MK》

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