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2015年12月10日09時56分

【市況】概況からBRICsを知ろう~ロシア株式市場は反発、ブレント原油先物が一時急上昇


【ブラジル】ボベスパ指数 46108.03 +3.75%
9日のブラジル株式市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比1664.77ポイント高(+3.75%)の46108.03で取引を終えた。44444.27から46438.23まで上昇した。指数構成銘柄での値上がりは55、値下がりは8、変わらず0であった。

ブラジル議会で大統領弾劾手続き開始にあたっての委員会が発足するが、ルセフ大統領弾劾によりブラジルの政治・経済の停滞状況が解消されるのではないかとの期待が、株高につながったとの見方。なお、取引終了後に、「米格付け会社ムーディーズが、ブラジル発行体の債券格付けをジャンク(投資不適格)への引き下げを検討する」との報道がみられた。

【ロシア】MICEX指数 1733.09 +0.83%
9日のロシア株式市場は反発。主要指標のMICEX指数は、前日比14.32ポイント高(+0.83%)の1733.09で取引を終了した。1720.40から1740.47まで上昇した。

9日発表の中国の11月の消費者物価指数は上振れも、依然として低く、生産者物価指数も大きく落ち込んだままであり、中国の内需は弱いとの見方が当初ロシア株の重しになった。しかし、その後発表された米国のエネルギー情報局(EIA)の週次石油在庫統計で、国内全体の原油在庫が予想外かつ大幅な減少だったことを受けて、ブレント原油先物が一時41.59ドルまで急上昇(前日終値40.26ドル)。引け際だったロシア株式市場を押し上げるかたちになったもよう。

【インド】SENSEX指数 25036.05 -1.08%
9日のインドSENSEX指数は6日続落。前日比274.28ポイント安(-1.08%)の25036.05、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同89.20ポイント安(-1.16%)の7612.50で取引を終えた。

【中国本土】上海総合指数 3472.44 +0.07%

9日の上海総合指数は強含み。主要指標の上海総合指数は、前日比2.37ポイント高(+0.07%)の3472.44ポイントと小反発した。

好悪材料が入り混じるなか、方向感を欠く展開。国内景気の減速やIPO再開による需給悪化などが懸念材料となる一方、11月の中国物価統計が小幅ながら事前予想を上回ったことはプラスとなった。注目の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で1.5%上昇(市場予想はプラス1.4%)。生産者物価指数(PPI)は同5.9%低下(同マイナス6.0%)となっている。指数は前日の終値を挟み、上下に振れた(上海総合指数は上が0.74%高、下が0.44%安)。

《CS》

 提供:フィスコ

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