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【通貨】12月9日のNY為替概況


 9日のニューヨーク外為市場でドル・円は、122円63銭から121円08銭まで下落した。

米国の10月卸売在庫が予想外の減少に落ち込んだことを受けた債券利回り低下に伴うドル売り、原油安などで世界経済への懸念が強まりリスク回避の円買いが加速した。

ユーロ・ドルは、1.0922ドルから1.1043ドルまで上昇した。

ノボトニー・オーストリア中銀総裁の発言「アナリストはユーロ圏の経済のファンダメンタルズを読み誤った」「定例理事会前の市場の予想は不条理だった」などを受けてユーロの買戻しが継続。ユーロ・円は、134円15銭から133円56銭へ下落した。株安を嫌気したリスク回避の円買いが加速。

ポンド・ドルは、1.5067ドルから1.5192ドルへ上昇した。

ドル・スイスは、0.9918フランから0.9820フランへ下落した。


[経済指標]・米・10月卸売在庫:前月比-0.1%(予想:+0.2%、9月:+0.2%←+0.5%)・米・10月卸売売上高:前月比0.0%(予想:+0.2%、9月:+0.5%)

《KY》

 提供:フィスコ

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