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【通貨】欧州為替:ランド・円はもみあい、小売売上高の上振れも安値圏推移は継続


ランド・円は一時8円37銭台まで下落したが、足元は8円42銭台まで値を戻している。20時に発表された南ア・10月小売売上高が前年比+3.3%となり、予想の+2.5%を上振れたほか、前月の+2.7%を+3.0%に上方修正したことが好感された。ただ、原油安が続き、リスクオフのため新興国通貨は売られやすいことに変わりはない。ランド・円は前日、年初来安値を更新し、8円36銭まで下落した。今日の取引では小幅に値を戻す展開だが、引き続き売り圧力が強い。

・南ア・11月消費者物価指数:前年比+4.8%(予想:+4.8%、10月:+4.7%)
・南ア・10月小売売上高:前年比+3.3%(予想:+2.5%、9月:+3.0%←+2.7%)


欧州市場では、ドル・円は122円61銭から122円84銭、ユーロ・ドルは1.0908ドルから1.0945ドル、ユーロ・円は133円96銭から134円16銭で推移している。

《TY》

 提供:フィスコ

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