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【市況】原油価格にらみ、新興国経済に警戒感


『米株式市場』


8日のNY市場は下落。中国経済への警戒感のほか、原油相場に下げ止まりの兆しがみられないことが嫌気された。ダウ平均は162.51ドル安の17568.00、ナスダックは3.57ポイント安の5098.24。


引き続き原油相場の動向を睨みながらの相場展開になりそうである。原油相場は時間外で小幅に上昇して推移しており、一先ず落ち着きがみられるかが注目されるところ。ただし、中国・上海市場は小幅に上昇となったが、他のアジア市場は軟調だったこともあり、原油安など資源価格の下落による新興国経済への警戒感は強まる状況。また、欧州は全般マイナス圏で推移しており、上昇をみせたとしても、自律反発の域は脱せないだろう。


なお、経済指標ではMBA住宅ローン申請指数8HI(先週)、卸売在庫(10月)が予定されている。

《TY》

 提供:フィスコ

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