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【市況】マザーズ指数は続落、材料株の一角に物色向かうも勢い続かず/マザーズ市況


 本日のマザーズ市場では、日経平均の下落に連れ、リスク回避の売りが強まった。主力株が軟調に推移したほか、直近で上昇の目立った銘柄では利益確定売りが広がった。材料株の一角に物色が向かったが、資金の逃げ足も速く、買いの勢いが持続しない銘柄が目立った。なお、マザーズ指数は続落、売買代金は概算で1047.46億円。騰落数は、値上がり46銘柄、値下がり160銘柄、変わらず9銘柄となった。
 個別では、サイバダイン<7779>、SOSEI<4565>、FFRI<3692>、ミクシィ<2121>、Aiming<3911>などが軟調。ストリーム<3071>は決算がネガティブ視され、13%近い下落に。その他、前週人気化したAPLIX<3727>や、直近IPO銘柄の鎌倉新書<6184>などがマザーズ下落率上位となった。一方、ブランジスタ<6176>、イーレックス<9517>、UーNEXT<9418>、バルニバービ<3418>などが堅調。インフォテリア<3853>が切り返してストップ高となったほか、フリークアウト<6094>も12%高と上げが目立った。マザーズ売買代金トップのインベスターズクラウ<1435>は一時ストップ高となったが、その後急速に値を消した。
 なお、本日マザーズ市場へ新規上場したラクス<3923>は買い気配のまま初値が付かなかった。
《HK》

 提供:フィスコ

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