市場ニュース

戻る
 

【材料】住友鉱が続落、大和証券は「3」に引き下げ 非鉄市況の下落を懸念

 住友金属鉱山<5713>が続落。大和証券は8日、同社株の投資判断を「2(アウトパフォーム)」から「3(中立)」に引き下げた。目標株価は2180円から1310円に見直した。非鉄市況の下落が懸念されており、「中国の金属需要減速のなか、本格的な株価上昇は難しい」とみている。

 16年3月期第2四半期累計(4~9月)の業績は同証券の予想を下回る内容だった。シエラゴルダ鉱山の立ち上げ遅れと金属価格低迷が収益悪化の要因となった。

 会社側では16年3月期の連結経常利益を前期比51%減の850億円と予想しているが、同証券では、足もとのニッケル・銅価格が続いた場合、17年3月期は500億円台まで下振れる可能性もある、とみている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均