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【通貨】外為サマリー:1ドル123円ライン巡る攻防、原油安懸念も値ごろ感の買い流入

 9日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=122円98銭前後と前日午後5時時点に比べ10銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=133円85銭前後と同7銭のユーロ高・円安で推移している。

 前日のニューヨーク市場では、原油価格が一時6年10カ月ぶりの水準に落ち込み、NYダウが下落したことも警戒され、122円72銭まで値を下げた。ただ、122円台後半では値ごろ感からの買いも流入しており、この日の東京市場に移ってからは123円ラインを巡る一進一退となっている。

 内閣府が発表した10月の機械受注統計は、設備投資の先行指標である「船舶電力を除く民需」(季節調整値)は前月比10.7%増の9038億円だった。市場予想(前月比1.5%減)を上回ったが、為替相場での反応は限定的だった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0884ドル前後と前日に比べ 0.0010ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。



出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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