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2015年12月09日10時09分

【市況】概況からBRICsを知ろう~ブラジル株式市場は反落、中国の11月貿易統計で景気減速の深化が影響


8日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比779.44ポイント安(-1.72%)の44443.26で取引を終えた。45233.02から44232.00まで下落した。指数構成銘柄での値上がりは7、値下がりは56、変わらず0であった。

8日発表の中国の11月貿易統計で、輸出が前年比予想以上に落ち込み、輸入も減少が続いたことから、景気減速の深化にともなうブラジル経済への影響が懸念された。NY原油先物の下落も(一時36.64ドル)、ブラジル株の売り圧力になった。なお、8日発表のブラジルの11月FGVインフレ率(IGP-DI)は予想以上に低下した。

【ロシア】MICEX指数 1718.77 -1.28%
8日のロシア株式市場は続落。主要指標のMICEX指数は、前日比22.37ポイント安(-1.28%)の1718.77で取引を終了した。1741.79から1712.90まで下落した。

石油輸出国機構(OPEC)の生産目標棚上げ、減産見送りを受けて、世界的な供給過剰状態が続くとの懸念から、ブレント原油先物が一時40ドル割れとなったことが、ロシア株の続落につながった。また、8日発表の中国の11月貿易統計で、輸出が前年比予想以上に落ち込み、輸入も減少が続いたことから、景気減速の深化にともなうロシア経済への影響も懸念された。

【インド】SENSEX指数 25310.33 -0.86%
8日のインドSENSEX指数は5日続落。前日比219.78ポイント安(-0.86%)の25310.33、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同63.70ポイント安(-0.82%)の7701.70で取引を終えた。

小幅安で寄り付いた後は下げ幅をじりじりと拡大させた。前日の米株式市場の下落に加え、この日のアジアの主要な株式市場が軟調に推移したことを受け、インド株も売りが先行。また、国内・外国人投資家が前日7日にそろって売り越しに転じたことも警戒された。年内の米利上げがほぼ確実だとの見方から、インドからの外資流出が加速すると警戒されているもようだ。

【中国本土】上海総合指数 3470.07 -1.89%
8日の中国本土マーケットは値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比66.86ポイント安(-1.89%)の3470.07ポイントと反落した。心理的節目の3500を5日ぶりに割り込んでいる。

需給悪化を警戒。新規株式公開(IPO)の再開後、第2弾となる10社が手続きを進めていることが不安視された。中国景気の先行き不透明感も強まる。取引時間中に公表された11月の貿易統計で、輸出額が前年同期比で予想以上に減少していた実態が明らかにされた。

《CS》

 提供:フィスコ

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