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【市況】NY原油:続落で37.51ドル、OPECや中国絡みの需給思惑から売り継続


 NY原油は続落(NYMEX原油1月限終値:37.51↓0.14)。36.64ドルまで下落した後、いったん38.58ドルまで上昇した。石油輸出国機構(OPEC)の生産目標棚上げ、減産見送りを受けて、世界的な供給過剰状態が続くとの懸念、また、中国の景気減速による需要後退懸念から、原油の売りが継続した。



 その後、約7年ぶりの安値水準まで下落したことで買い戻しが入り、一時プラスに転換。しかし、8日の取引終了後に発表される全米石油協会(API)の週間統計、9日発表予定の米エネルギー情報局(EIA)の週報(週次石油在庫統計)への警戒感もあり、その後伸び悩んだ。

《KK》

 提供:フィスコ

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