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【テク】日経平均テクニカル:大幅反落、早い段階で5日線はクリアしておきたいところ


8日の日経平均は大幅に反落。25日線での底堅い値動きが期待されていたが、これを割り込み、終値ベースでは11月16日以来の19500円を下回った。下向きで推移する5日線に上値を抑えられている。同線と25日線のクロスも意識されてくる可能性があるため、早い段階で5日線はクリアしておきたいところ。ボリンジャーバンドでは中心値(25日)と-1σとのレンジが意識されやすいが、しばらくは見極めが必要。MACDはシグナルとの乖離を拡大させて下げている。一目均衡表では転換線に上値を抑えられており、19330円辺りに位置する基準線を試しに行く可能性もある。また、遅行スパンは実線に接近してきており、来週辺りに19700円処まで切り返せないと、実線を割り込む形での、下方転換シグナルを発生させてくる可能性がありそうだ。また、週間形状では雲を上回っての推移が続いているが、遅行スパンは5月以降の実線(20000-20800円処)が上値抵抗となり、下方シグナルを継続させている。
《SY》

 提供:フィスコ

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