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【通貨】明日の為替相場見通し=株式市場動向を注視、123円ラインの攻防に

 あすの東京外国為替市場のドル円相場は、依然株式市場の動向に左右されそうだ。予想レンジは1ドル=122円50~123円50銭。123円ラインを巡る一進一退が続きそうだ。この日は、朝方は123円30銭前後での底堅い値動きだったが、株式市場で日経平均株価が下落し軟調な値動きとなると、ドル売り・円買いが活発化し、夕方にかけ一時123円を割り込んだ。12月の米利上げの可能性が高まっているが、原油安が進むなか世界景気に対する先行き警戒感もあり、ドル円相場の上値は重い展開となっている。今晩はユーロ圏7~9月期国内総生産(GDP)改定値の発表がある。また、あすは10月機械受注が公表される。NYダウや日経平均株価が軟調に推移するようならドル円相場も122円台後半に下落する展開も予想される。


出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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