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2015年12月08日11時41分

【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:ヨロズ、タカラトミー、スカパーJ、ビックカメラ

■ヨロズ <7294>  2,793円  +208 円 (+8.1%)  11:30現在  東証1部 上昇率2位
 ヨロズ<7294>が大幅続伸。いちよし経済研究所が7日付で投資判断を「B」から「A」とし、フェアバリューを2500円から3300円へ引き上げたことが好材料視されている。独ダイムラー向けサスペンションの受注確定で中長期の成長に具体性が出てきたことに注目。思い固定費を抱え続けることになるが、あわせて進む低コスト化と数量効果で年率10%強の増益継続が可能と評価している。

■タカラトミー <7867>  735円  +51 円 (+7.5%)  11:30現在  東証1部 上昇率3位
 タカラトミー<7867>が急伸。いちよし経済研究所では、新社長が推進する抜本的な構造改革により、業績は中期的な拡大局面を迎えたと指摘。今後大ヒットが期待できる玩具として「ベイブレードバースト」と「スナックワールド」関連商品を取りあげ、低迷を続けている米国子会社トミーインターナショナルも今後の業績改善が期待できると解説。レーティング「A」、フェアバリュー1200円でカバレッジを開始している。

■スカパーJ <9412>  668円  +31 円 (+4.9%)  11:30現在  東証1部 上昇率5位
 スカパーJSATホールディングス<9412>が大幅続伸。いちよし経済研究所が7日付で投資判断を新規に「A」とし、フェアバリューを920円に設定したことが好材料視されているようだ。同経研では、16年3月期第2四半期が業績の底となり、第3四半期以降営業増益に転じると予想。16年3月期通期では下期の有料多チャンネル事業の増益効果で営業利益は会社予想並みの230億円を見込んでいるが、17年3月期は防衛省向け宇宙事業の大型案件の寄与で同310億円と大幅増益を予想している。

■日本水産 <1332>  453円  +18 円 (+4.1%)  11:30現在  東証1部 上昇率7位
 日本水産<1332>が全般下げ相場に抗して急反発。直近、3日付で大和証券がレーティングと目標株価を引き上げたことが買い人気を後押しし、全般主力株が利益確定売り圧力に押されるなか、ディフェンシブストックとしての特性を発揮している。11月27日現在の東証信用残は売り残84万8000株に対し、買い残は45万7000株で信用倍率0.54倍と大幅に売り長であり、株式需給面から売り方の買い戻しによる株価浮揚効果も意識されている。

■ビックカメラ <3048>  1,176円  +26 円 (+2.3%)  11:30現在
 7日、ビックカメラ <3048> が中国大手家電量販店の国美電器が開設する日本製品専門ECサイトに出店すると発表したことが買い材料。同社は国美電器が今月12日に開設する日本製品を専門に取り扱う越境ECサイト「国美海外購日本館」に出店する。今後、国美電器とは修理・交換サービスや会員ポイントなどの提携も検討していく。発表を受けて、中国のEC市場への進出による収益基盤の拡大に期待する買いが向かった。

■富士ソフト <9749>  2,825円  +60 円 (+2.2%)  11:30現在
 富士ソフト<9749>が続伸し年初来高値。11時ごろに、スキャナー関連ソフト開発会社の米コファックスの日本法人(東京都港区)と、マルチチャネル対応のキャプチャーソフトウエア「KOFAX」に関する販売代理店契約を締結したと発表しており、これを好感した買いが入っている。「KOFAX」は、スキャナーや複合機、モバイル端末などで取り込んだ領収書などの書類から、日付や金額など必要な情報を抽出・仕分け、経費精算などの書類を作成できるソフト。今年9月には電子帳簿保存法が改正され、国税関係書類のスキャナー保存制度が拡充したこともあり、データ入力や紙の管理などの業務を効率化したいという企業の需要の取り込みが期待されている。

■東建コーポレーション <1766>  9,830円  +140 円 (+1.4%)  11:30現在
 7日、東建コーポ <1766> が16年4月期の連結経常利益を従来予想の113億円→132億円に17.2%上方修正。増益率が10.0%増→28.9%増に拡大し、9期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。建設事業、不動産賃貸事業ともに好調で、売上が堅調に推移する中、人件費などの販管費が想定を下回ることが利益を押し上げる。

■アサツー ディ・ケイ <9747>  3,075円  +40 円 (+1.3%)  11:30現在
 アサツーディ・ケイ<9747>が4日続伸。同社は7日の取引終了後、11月の月次売上高を発表。前年同月比1.2%増の256億1700万円となった。媒体別ではテレビが同2.8%減となったが、マーケティング・プロモーションが同27.7%増、デジタルメディアが同0.2%増、雑誌が同3.3%増と好調に推移している。

■ツクイ <2398>  1,321円  +16 円 (+1.2%)  11:30現在
 7日、ツクイ <2398> が介護サービス利用状況を発表。11月のサービス利用者数が前年同月比6.5%増に伸びたことが買い材料視された。今期に入り8ヵ月連続の前年比プラスで、伸び率も前月の同6.4%に続き好調を維持していることが好感された。なお、客単価も同1.9%増の7万5060円に伸びている。

■伊藤園 <2593>  2,920円  +30 円 (+1.0%)  11:30現在
 伊藤園<2593>が続伸。同社は7日取引終了後、11月度の月次売上高を発表。ドリンク事業は前年同月比3.4%増とプラスを確保しており、買いを後押ししている。コーヒー飲料が30.3%増と好調だった。中国茶飲料も17.5%増と伸びて全体を引っ張った。ドリンク事業の今期累計では3.2%増となっている。

■ANAホールディングス <9202>  346.3円  +3.3 円 (+1.0%)  11:30現在
 ANAホールディングス<9202>が続伸。同社は7日、16年4月28日から、中国での11番目の就航都市として、成田から武漢に就航することを発表した。武漢では堅調な経済成長が続き、日系企業の進出増加に伴い日本からのビジネス渡航需要が拡大していることに加え、近年では訪日旅行需要も活発化している。同社にとっては中国内陸部として2都市目の就航となり、訪日客増に貢献しそうだ。加えて、WTI原油先物価格が前日7日に2ドル32セントの急落で1バレル=37ドル65セントと6年10カ月ぶりの安値をつけるなど、原油価格の下落基調が継続していることも原燃料コスト低下メリットで注目されている。

■日本航空 <9201>  4,340円  +9 円 (+0.2%)  11:30現在
 JAL<9201>、ANAホールディングス<9202>ともに続伸。前週開催されたOPEC総会では減産が見送られ、これを受けて供給過剰感から原油市況が再び軟化している。北米指標であるWTI原油先物価格は前日7日に2ドル32セントの急落で1バレル=37ドル65セントと6年10カ月ぶりの安値をつけているほか、アジア指標のドバイ原油価格も7日に1バレル=38ドル20セントまで下落し7年ぶりの低水準となった。これを受けて、原燃料コストの低下メリットが収益面で追い風となる空運セクターに物色資金が流入している。

■ピジョン <7956>  3,100円  -290 円 (-8.6%)  11:30現在  東証1部 下落率4位
 ピジョン<7956>が大幅続落。同社は昨日引け後、16年1月期第3四半期累計の連結決算を発表。売上高は前年同期比11.7%増の683億1900万円に、営業利益は同14.6%増の111億2800万円になった。引き続き海外事業や国内ベビー・ママ事業の業績拡大が増収につながり、事業拡大に伴う生産拠点の稼働向上などにより、売上原価率が前年同期比で約1.6ポイント改善したことなどで利益を押し上げたと発表したものの、三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、「中国事業の鈍化から市場の高い期待値を下回ってきておりネガティブ」と解説。クレディ・スイス証券では、「中国が想定以上に弱い点が気掛かり」との見解を示している。

■クスリのアオキ <3398>  6,280円  -400 円 (-6.0%)  11:30現在  東証1部 下落率6位
 クスリのアオキ<3398>が反落。7日の取引終了後、16年5月期の単独業績見通しについて、売上高を従来予想の1600億円から1640億円(前期比21.5%増)へ、営業利益を75億9000万円から87億1900万円(同12.1%増)へ上方修正したが、営業利益で90億円弱を見込んでいた市場予想を下回ることから、失望感による売りが先行しているようだ。上方修正は、食品部門と調剤部門が好調に推移し既存店売上高が従来計画を上回って推移しているほか、調剤部門の伸長や高付加価値品の好調な推移で粗利率が改善していることが寄与した。また、人件費を中心とした販管費のコントロールも奏功したとしている。

■アンドール <4640>  454円  +80 円 (+21.4%) ストップ高   11:30現在
 7日、アンドール <4640> [JQ]がポリゴンデータ編集システム「STL 工房2」を来年1月に発売開始すると発表したことが買い材料。3次元計測器や3Dプリンターの普及で、3次元立体図形に使用する多角形であるポリゴンの大容量データを取り扱う企業が増加している。これに対し、同システムは大容量のポリゴンデータを簡略化することで、技術者の作業負荷の軽減を実現する。発表を受けて、3次元データ編集システムの販売による収益拡大に期待する買いが向かった。株価は80円ストップ高の454円買い気配。

●ストップ高銘柄
 アンドール <4640>  454円  +80 円 (+21.4%) ストップ高   11:30現在
 図研エルミック <4770>  644円  +100 円 (+18.4%) ストップ高   11:30現在
 以上、2銘柄

●ストップ安銘柄
 なし


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