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【材料】学情が小動き、今期純利益は28%増益予想も材料出尽くし

 学情<2301>が続伸スタートしたものの次第に値を消し、一時マイナス転換する場面があった。現在は前日終値近辺で小動きとなっている。

 7日引け後、16年10月期の非連結業績予想を発表した。売上高は前期比11.6%増の52億円、純利益は同28%増の9億5400万円の見通し。今期商品の受注活動は、前年同期比31.9%増のペースで順調に推移しているほか、経団連が選考解禁を8月から6月に再変更する方針を示していることから、各企業は採用活動の計画を見直す必要性が高まっており、同社への引き合いは今後も増えていくものと予想している。

 同時発表の15年10月期の非連結売上高は、その前の期と比べ15.9%増の46億6000万円、純利益は同14.8%増の7億4500万円で着地した。
 ただ、同社株は11月下旬から上昇トレンドに転じたていたこともあり、業績見通しを受けて当面の材料出尽くしとなったようだ。
《MK》

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